セックスの後の半覚醒状態のときに暗示をかける



それでは、いよいよ救世主的セックスについて語りましょう。いくらかでもセックスが上手ければ、恋しているとか愛しているとか、すごく良好な関係になることはできます。

少々前に「営業マンは断ることを覚えなさい」というビジネス書がヒットしました。売れている営業マンは、自分がする仕事を選ぶものです。だから、売れている営業マンになるためには、仕事を選ぶというスタンスをお客さんに見せることが重要なんだ、とその本は説いています。

そこで語られていることは、営業マンとお客さんという関係での主従関係を作り上げる方法です。これは、営業関係や男女関係の様などんな人間関係でも共通のことがらを示しています。

望む人間関係を築き上げようとしたら、結果として生み出される相手に対する接し方を最初からしておくことです。売れていない営業マンでも、売れている営業マンと同じ接し方でお客さんに接することで、お客さんは売れている営業マンと感じます。

それによって、主導権がお客さんから営業マンに移るのです。男女の関係で言えば、救世主的セックスをしようと思えば、最初から救世主の接し方をする必要があるのです。

救世主として接する第一歩は、「判断するのは私だ」というポリシーです。これは、裁判官と犯罪をした被告の関係だと思ってください。 被告は、自分の運命の行く先を裁判官に握られています。だから、量刑を決定されるまで、裁判官は被告の救世主になっています。

これを男女関係でどんなところで使うのかという話をしましょう。一番使って欲しいのは、セックスをしてお互いに最高の快感が得られた直後です。

男性が射精をして、ひとつのセックスが終わった瞬間は、女性はまだ快感の余韻の中にいます。この時点では、半覚せい状態と言って、頭が半分寝ているような状態です。半覚せい状態は、暗示をするのにもっとも適した状態です。

普段なら何かを言われたとき、理性で判断しようとしますが、半覚せい状態では、頭が働かない状態なので、それができません。もっと単純な「気持ちがいい」とか「不快だ」とか原始的な感情で判断する状態にあります。

「判断するのは私だ」という救世主的接し方をするのに、一番良いタイミングです。ここでまずは彼女とのセックスを称賛しましょう。
「あなたとのセックスは最高だ」

このような称賛をしてみましょう。もちろん、セックスだけでなく、女性自身も称賛します。
「あなたは素晴らしい」

多くの女性はもこの言葉に謙遜で返してしくるでしょう。
「そんなことない・・・普通よ」

ここで、救世主的接し方をします。女性が自分の意見を言うことを認めてはいけません。
「普通なんてことがあるか!あなたはとんでもなく素晴らしい存在だ」

ここで重要なのは称賛することではありません。彼女の存在がどんなものか判断することができるのは唯一自分だけだと、そんな信念を持って主張することです。

裁判で、いくら被告が何を語っても、最終的に決めるのは裁判官。被告にも弁護士にも検事にも、決める権限はありません。

それと同じように彼女の存在の素晴らしさを決めることができるのは、ただ一人、あなただけです。あなたの言葉を信じず、他の人達の言う言葉を信じてしまう彼女を認めてしまってはいけません。救世主として、厳しく反論しましょう。

もっとも、彼女の存在が素晴らしいという判断は、彼女にとって、耳障りが良いものだから、簡単に受け入れてしまうでしょう。受け入れてしまうと、その時点で救世主と信者の関係が成立します。

他の誰が彼女の存在は特別なものじゃないと言っても、「あなたは素晴らしい」という救世主の判断に勝てなくなります。もちろん、一度の救世主の判断で、救世主と信者の関係が定着することはありません。何度も、救世主の判断を示すことが必要なのです。



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